人に仕事を振る難しさ

エンジニアと呼ばれる方にありがちなのが、人に仕事を振る事が下手という事です。
よくある仕事のやり方のノウハウ資料に対応方法は書いてあるのですが、そもそもなぜ下手なのかを記述している事が少ないです。
ここでは、なぜ仕事を振る事が難しいのかを紹介します。
思い当たる原因があれば、それを改善する様に心がけてみてください。

自分でやった方が早い

一番の理由は、仕事を振る側はその内容をこなすスキルがある場合がかなり多い為、「慣れていない人に任せるくらいなら自分でやる。」となってしまいます。
この思考に至る原因をこれから深掘りしてみましょう。

条件が整理されていない

自分で仕事をこなす場合は頭で考えた事を実行すれば良いのですが、人に仕事を振る時はかならず前提条件や検討条件を伝える必要があります。
そうしないとアウトプットが思ったものと異なってしまうからです。

やりながら方法を探す業務ばかり

やり方が標準化されていない業務を振ろうとすると失敗します。
その失敗込みで業務と割り切れる職場は良いですが、リソースに余裕のない会社は成功前提で考えているのではないでしょうか。

終了条件を定めていない

どこまでできれば完了なのかを決めていないと、ずるずると時間だけが過ぎていきます。
「なるべく良い物を」というのはエンジニアの特性かもしれません。

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